2008年07月02日

東京大学公共政策大学院寄付講座 まちづくりコンペ 



http://www.slplanning.net/j/competition.html

       セカンドライフにおける持続可能なエネルギー・環境まちづくりコンペの開催について

東京大学公共政策大学院寄付講座「エネルギー・地球環境の持続性確保と公共政策(略称SEPP)」では、3D仮想コミュニティの「セカンドライフ」における、「まちづくりコンペ」の参加者を募集しています。

SEPPでは、エネルギー・環境技術の導入・普及のありかたを考える研究を行なっています。その一環として、一般の方々が考える「持続可能なエネルギー・環境を体現した『まち』」をセカンドライフ内に表現していただき、社会が求める持続可能なエネルギー・環境のあるべき姿について考察していく予定です。また、参加者間の合意形成過程について研究することで、3D仮想コミュニティにおける合意形成のあり方についても検討します。

まちづくりコンペは、4つのチームで競います。参加者には、事務局が指定する4名から10名程度のチームの一員として、まちづくりに参加していただきます。各チームは、2008年7月から2008年12月の間に、与えられた土地の中で、建築物、構造物、植栽などを配置して、「持続可能なエネルギー・環境を体現した『まち』」を表現します。12月にはまちづくりなどの専門家による講評会を実施し、最優秀作を決定します。

参加者募集は研究プロジェクトのウェブサイト(http://www.slplanning.net/)において行っています。

セカンドライフを利用できる方でしたら、どなたでも応募できます。実際にまちづくりのファシリテーターとして活躍されている方々、セカンドライフでの3Dモデリング経験のある方々の応募を歓迎します。4名あるいは10名程度のチームとして応募いただくことも可能です。

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コンペ参加者募集について .

ネット上の3次元仮想コミュニティ「セカンドライフ」におけるまちづくりに参加してみませんか?約1万5千m2の土地に、ビルを建てたり、植林したり、発電所などのインフラを整備したりして、あなたが考える持続可能なエネルギー・環境を備えたまちづくりを実現してください。

補足:

・シムシティのように、エネルギーや経済のフローをシミュレーションする必要はありません。あくまで、「持続可能なまち」のイメージを、セカンドライフ上に表現していただくことが目的です。
・現時点で、「持続可能なまち」の具体的イメージを持っている必要はありません(持っていてもかまいません)。7月~12月の間で、チームで議論しながら、決めていってください。
・想定する人口規模、居住者の属性などについては、与えられる区画の大きさを考慮しながら、チームで議論して決めていただいてかまいません。ただし、人口変動に柔軟に対応できるかどうかは、持続可能性を評価する上での一視点となります。
・3D モデリングの優秀さも考慮しますが、エネルギー・環境、まちづくり等のコンセプトとその持続可能性のほうをより重視します。最終的にできあがった都市について、なぜその都市が持続可能性が高いのか、現実的でかつ納得できる理由を示していただけるかどうかが、重要なポイントとなります。

参加者募集要項:

・応募はセカンドライフを利用できる状況にある方に限ります(現在アカウントがなくても構いません)
〔高速のインターネット回線とセカンドライフをインストールした(できる)PCを所有している方〕
・4~10名(予定)のチームを構成し、チームの合意にもとづいて、まちづくりを行ないます
・期間は2008年7月~12月の予定です
・個人で応募された場合、どのチームに所属するかは運営事務局が決定します
・4名または10名のチーム(大学のゼミやサークルなど)として応募することもできます
・各チームに割り当てられたセカンドライフの区画内に、構造物を建設・設置していただきます
・各チームには構造物を購入するためのリンデンドル(仮想通貨)を配布します
・4つのチームでコンペを行ない、各界の専門家が評価し、最優秀作を決定します
・チームでの打合せ結果などは当方で設置するブログに適宜記録してください
・応募者多数の場合には、本研究の主旨にもとづき、運営事務局にて参加者を選考させていただきます(先着順ではありません)
・ご希望がない限りは参加者の本名は公表しません
・区画内における商業行為は禁止します
・研究の一環として簡単な聞き取り調査(チャットまたは電話の予定)にご協力ください

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<本件に関するお問い合わせ先>
東京大学公共政策大学院寄付講座
「エネルギー・地球環境の持続性確保と公共政策(略称SEPP)」
客員講師 松浦 正浩


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Posted by Nao Noe  at 10:52 │Comments(0)お知らせ

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